肩こり、肩の痛みと訪問マッサージ:80代女性のケース

今回は肩こりや肩の痛みのアプローチについてです。

肩こりは肩の筋肉が緊張してしまい、硬くなって痛みや重だるさを引き起こすものです。
原因は多岐にわたり、慢性化してしまっている方も多く、マッサージを希望される方が多い印象です。

聞き取りをすると、肩こりに悩まされておられる方はとにかく肩の筋肉をほぐして欲しいという声が多く上がります。

しかし、肩のほかに原因がある場合でも肩こりが起きる場合があります。
この場合、ただ肩をほぐすだけでは一時的な症状の軽減はできても、またすぐに痛みや重だるさが出てきやすいです。

では、どのようにアプローチをしていくか、症例を交えてご紹介いたします。

80代・女性
 
<主訴> 肩こり、肩の痛み

日中は趣味の手芸をするため、机に向かっている事が多く猫背になる。集中して長時間作業すると肩が怠くなり、ひどい時は頭痛が起こることもある。
最近は以前よりも前傾姿勢が強くなり、腰が伸びきらず立ち仕事などで腰の痛みも出てきている。

<施術> 肩周囲のほぐしと姿勢の改善

症例のご利用者様はマッサージを希望されているため、マッサージを中心に施術を行います。

今回の場合、僧帽筋という首・肩・背中にかけて三角形状に広がっている筋肉が硬くなっており、特に肩の上の部分がとても張っている状況です。
この筋肉を中心にほぐしていきます。

横向きになっていただき、首から肩〜背中にかけてついている僧帽筋をほぐしていきます。

⚪︎首
 頭の付け根から首の後ろにかけてほぐします。
 頭と首の境目にある出っ張りから僧帽筋はついているので、ここから施術することで僧帽筋を緩めやすくします。また首をほぐすことで頭痛の改善も合わせてはかります。

⚪︎肩
 肩の上〜肩甲骨周囲にかけてほぐします。
 一番張りの強い部分ですが、いきなり強く押すと揉み返しなど筋肉を痛める可能性があります。
 そのため先に筋肉のつき始めやつき終わりの部分をほぐす、または肩を細かく動かし筋肉を緩めるなど前段階を入れます。そして凝り固まった筋肉(肩上など)に対して圧を通しやすくし、奥まで圧が届くようにほぐしていきます。

⚪︎背中
 背中の中央あたりまでの範囲で背骨の際をほぐしていきます。
 僧帽筋は何かを引っ張る時に作用しますが、机に向かっている時間が長いと使われることが減り背中が伸びきらなくなります。
 張りやすい背骨の際をほぐし、軽く回旋運動を入れて動きが出るように施術します。

また、ある程度主訴へのアプローチをした後に姿勢の改善をはかります。

肩周りがほぐれても腰が丸くなっていると、重心が前にいくため前傾姿勢になりやすくなります。
すると、頭が前へ出ていき首、肩の筋肉が引っ張られてしまいまた肩こりが再発してしまいます。

これを防ぐために腰下肢にもほぐしを入れていきます。

◯腰
 背中から腰にかけてほぐします。
 姿勢を維持する脊柱起立筋など、背中から腰にかけて縦に長い筋肉をほぐし、背中が伸びるように可動域を広げます。
 また、骨盤の後傾が見られるため体幹の筋肉へアプローチするため骨盤の回旋運動や挙上運動を入れて周囲の筋肉を緩めます。

◯下肢
 殿部、大腿後面からふくらはぎにかけてほぐします。
 殿部や大腿後面の筋肉が硬くなり緊張が強いと、骨盤は後ろに引っ張られた状態になってしまいます。
 この部位をほぐすことで、立位時の骨盤後傾をふせぎ腰が丸くなるのを予防します。
 

このように肩は勿論、肩以外の筋肉も一緒にアプローチすることでより筋肉がほぐれ、肩こりの再発予防をすることができます。
また、肩こり以外にも膝や腰の痛みなども痛みのある部分だけではなく全身を整えて痛みを軽減、予防するアプローチもあります。

当院では1人1人の症状や状態に合わせて、施術内容や日常生活でのアドバイスなどをしております。
痛みや動きづらさなど、お悩みの際はお気軽にお問い合わせください。

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