脳卒中後遺症 歩行中の膝折れ予防! 足の筋力強化!

こんにちは。今回のテーマは膝折れです。

歩行中に膝が突然ガクっと折れた事がありませんか?

転倒の危険があり注意が必要です。

膝折れは、下肢の筋力低下、脳卒中後遺症、膝関節の疾患などが要因になってます。

膝折れは、踵が地面に着いた時に膝が曲がっている人に多く見られます。

膝関節の靭帯は曲がっている時に緩み、伸びている時に緊張して膝関節を安定させます。

膝を伸ばす大腿四頭筋の筋力低下は、体重支持にも影響するので膝折れのリスクを高めます。

脳卒中後遺症の場合、下肢の筋力低下や運動麻痺があり、患側の下肢を前に出す時に

上体を反らして歩くようになるため、膝が曲がりやすく膝折れしやすくなります。

変形性膝関節症の場合、骨盤後傾と下肢の筋力低下を伴いO脚の運動連鎖と同様に

股関節が外旋し膝関節は内反して外側方向に膝が折れやすくなります。

反対に骨盤の前傾や前方回旋をしている場合、X脚の運動連鎖と同様に

股関節が屈曲、内転、内旋し膝関節は外反して内側方向に膝が折れやすくなります。

膝折れを回避して転倒の予防のためにも、下肢筋力の維持増強をしていきましょう。

足の筋肉が弱ってくると要介護度が上がってしまったり、一人で出来ることがだんだん出来なくなってしまって大変です。

それを予防していくために当院では以下のメニューで足の筋力が弱るのを予防する運動を積極的に行っております。

(1)マッサージにより足の筋肉の硬くなっている箇所をしっかりとほぐして足の動きをよくしていきます。

(2)足の関節周りの筋肉をしっかりとストレッチすることで、硬くなった股関節や膝周りの可動域を広げ改善していきます。

(3)最後に、足の筋肉に負荷をかける手技で(抵抗運動)で筋肉が弱ってくるのを予防する運動を行い、
自分で出来ることを取り戻していくお手伝いをしております。

リライフ・ケア治療院では足の筋肉低下の予防メニューもしっかりと行っております。お一人お一人にあった施術を行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください(^_^)

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