訪問マッサージで骨盤の歪みケア
骨盤のゆがみについて
こんにちは。今回は骨盤の歪みについてです。
骨盤は逆三角形をした仙骨と腸骨、恥骨、坐骨からなる2つの寛骨で構成されています。
骨盤の歪みには前傾、後傾、側方挙上と下制、回旋などの位置によるものと、今回の話では余り触れませんが仙骨と寛骨にズレが生じる場合とがあります。
まず、歪みの無い骨盤の位置は、
前方では、鼠径部の外側にある上前腸骨棘の高さが同じ。
側方では、臍の少し下で触れれる恥骨と上前腸骨棘が床に対して垂直線上にある。
後方では、腰椎の両脇にある腸骨稜、お尻と太腿の付け根にある坐骨の高さが同じ。
などです。
骨盤が歪む原因は
では、骨盤が歪む原因は、
加齢や運動不足による筋力低下。 不良姿勢。 よくハイヒールを履く。
いつも同じ側に振り向く。 いつも同じ手で荷物を持つ。いつも同じ足を上にして足を組む。
などあります。
骨盤の歪みを知る方法
そこで、骨盤の歪みを知る方法として、
閉眼足踏み
目を閉じて、その場で足踏みを50回又は100回します。移動した方に骨盤の傾きや回旋があります。
片足立ち
15秒ほど片足立ちをする。出来ない、やりずらい側に歪みがあります。
仰向け、長座位で両足の開きを見る
仰向け、長座位の時に、つま先の角度が同じでない。閉じ過ぎや開き過ぎの場合その側に歪みがあります。
一般的に両足の角度は80〜90度、片足は40〜45度ぐらいです。
但し、脚の筋力の違いが関係している場合もあります。
ご高齢者の骨盤の歪みについて
ご高齢者の骨盤の歪みは、年齢とともに骨や筋肉が弱くなり、姿勢や歩行が崩れることで生じやすい問題です。骨盤が歪むと、腰痛、股関節の痛み、脚のしびれ、さらにはバランスの低下による転倒のリスクが高まることがあります。以下はその原因と対策についてです。
原因
筋力の低下: 加齢により筋肉が衰え、骨盤を支える筋肉(特に腹筋や背筋)が弱くなり、骨盤の位置がずれることがあります。
姿勢の変化: 長年の姿勢の悪さや、座り方・立ち方の癖によって骨盤が歪むことがあります。特に長時間座る姿勢が続くと、骨盤に影響が出やすいです。
運動不足: 運動不足により体の柔軟性や筋力が落ちると、骨盤の歪みが生じやすくなります。
骨粗しょう症: 高齢になると骨密度が低下し、骨粗しょう症になるリスクが高まります。これが原因で骨盤や脊椎が変形する場合があります。
症状
腰痛や股関節の痛み
脚のしびれや疲れやすさ
姿勢の悪化(前かがみ、側弯など)
歩行困難やバランスの低下
対策
ストレッチや軽い運動: 骨盤の安定性を高めるために、骨盤周りの筋肉を強化する運動やストレッチが有効です。例えば、ヨガやピラティスは骨盤を正しい位置に戻すのに役立ちます。
姿勢の改善: 日常生活での座り方や立ち方に気を付け、正しい姿勢を維持することが重要です。特に長時間座る場合は、定期的に立ち上がって体を動かすことが推奨されます。
フィジカルセラピー: 理学療法士による治療や指導を受けることで、骨盤の歪みを修正し、痛みを軽減することができます。
適切なサポートグッズ: 骨盤ベルトや腰サポーターを使用することで、骨盤を安定させ、歪みを軽減する助けになります。
早期の対処が重要
ご高齢者の場合、骨盤の歪みを放置すると、さらに大きな身体的な問題(例えば転倒や骨折)が発生するリスクが高まります。そのため、早期に専門家の診断を受け、適切なケアを行うことが大切です。
訪問マッサージで骨盤の歪みをケア
当院では、訪問マッサージの施術で、骨盤の歪みをケアする立位での骨盤回し、長座位でのお尻歩き、仰向けでのお尻上げなどの運動があります。
骨盤が歪むと上半身にも下半身にも影響を及ぼしますので、早期のケアが必要です。
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