足のむくみを解消! マッサージとツボ
こんにちは!
最近暖かくなってきましたがまだまだ寒い日が続きますね。
冷えはむくみの原因にもなります
今回はむくみの原因や予防についてお話しします。
むくみは、体内の細胞組織に含まれる水分と血液のバランスが崩れることで、細胞組織に水分が溜まり、腫れてしまう症状のことです。
原因は様々ですが、水分や塩分の摂り過ぎ、水分不足、睡眠不足、睡眠不足、病気や薬の副作用、靴があってなくて負担になっている
など多岐にわたります。
高齢者の場合、急激な浮腫の進行や体重増加がみられたり、浮腫と同時に息切れや呼吸困難などの自覚症状がある場合、
緊急を要する病気の可能性があります。
または朝になっても全く浮腫が改善せず、
日に日にひどくなるような場合も含めて
一度病院で診察を受け一度原因となる病気がないかどうか確認することをお勧めします。
むくみの解消方法
むくみはそのままにおくと症状や状態が悪化したり、太る原因にも。まずは即効性のあるセルフケアですぐにむくみを解消し、同時にむくまない生活習慣を心がけましょう。
(1) 入浴
体が冷えると血管も収縮します。
体を巡る血液の循環も悪くなるので水分の排出がうまくいかなくなり体がむくみやすくなります。
なのでむくみの解消にはお風呂は欠かせません。
特別なことはできなくても、毎日お風呂に入るだけでもむくみ解消に効果があるので、
まずは毎日入浴することから始めましょう。
入浴は心臓に負担がかかるので心配な場合は足浴でも温めることができます。
無理しない程度が良いのですが、
むくみ解消には、39~40℃のぬるめのお湯に、最初の5分は首まで浸かり、
その後10分は半身浴で、計15分程度が理想的です。
(2) マッサージ
入浴中体を洗っている時や、血行が良く体が温まり筋肉がほぐれている入浴後に、
足を軽くマッサージすることも簡単で効果が高いむくみ解消法。
膝から下を、下から上に撫で上げたり揉むだけでOKです。
足を刺激することで血行や不要な水分や老廃物の排出を促し、
むくみを緩和することができるので、短時間でも毎日続けることが大切です。
(3)エクササイズ
ふくらはぎを意識しながら、
立ったまま、以下の動きをやってみましょう。
ふくらはぎを動かすことで、カラダ全体の血流がアップします。
何かにつかまりながら行うと安全でしょう。
➀その場で足踏み
➁つま先立ちでかかとの上げ下げ
➂アキレス腱伸ばし
また、仰向けになった状態で、
両手足を上げて振る運動も簡単にできて効果的です。
足は血液が溜まりやすいので、血液を心臓に戻すことでむくみが解消されます。
特有のだるさが緩和されることもあります。
ひとつひとつは、とてもカンタンなことですが、これを毎日ちょっとした時間の隙間にやりつづけることが大切です。
1時間以上、座ったまま、寝たままなど同じ姿勢にならないよう意識的に動くようにしましょう。
またこのような運動の他に、
意識して階段を利用してふくらはぎの筋肉をつかいましょう。
筋トレにもなり、日常的に行えばむくみにくい足にもなります。
(4) 食事
これらがむくみの改善に役立つ栄養素です。
➀カリウム
カリウムには体内の塩分と水分を尿と一緒に排出する利尿作用があります。きゅうりやトマトすいか、アボカド、落花生などにカリウムが多く含まれているので、積極的に食べましょう。
➁ビタミンE
ビタミンEは血管を健康にする効果があり、栄養の吸収を高め老廃物を排出するなど代謝を良くします。アーモンド等のナッツ類に多く含まれています。
➂クエン酸
クエン酸には体の老廃物を排出し、代謝を促す効果があり、むくみの解消に役立ちます。疲労回復効果もあり、梅干、トマト、柑橘類、お酢など酸っぱいものに多く含まれています。
また飲み物にも注目しましょう。
冷たい飲み物をたくさん飲んでいませんか?
カラダが冷えてしまいます。
また利尿作用のあるお茶やアルコール、コーヒーなどばかりでは、血管内の水分を放出して血管内のめぐりが悪くなり、結果的にむくみに繋がることもあります。
冷たいものばかりではなく、常温の飲料やカフェインなしの飲み物などに変えてみましょう。
(5) 着圧ソックス(サポーター)
ふくらはぎを中心に足に段階的に圧力をかけることで弱った足の筋肉のポンプ機能をサポートし血流を促し、むくみの予防や改善を期待できるむくみ解消ハイソックスです。太腿までのロングタイプや5本指用、ストッキングタイプなど種類も豊富ですので使いやすい物を選びましょう。
つけたまま寝る際は足元を少し高くして寝ると、翌朝の浮腫が少し軽くなることが多いです
逆に締め付けすぎると血液の循環が悪くなる場合もありますので心配な時は医師や専門の機関に相談しましょう。
(6) 利尿薬
最近はむくみを改善する薬も市販されています。
これらはほとんど腎臓に働きかける利尿薬(利尿降圧剤)です。
効果が高く安全ではありますが、常用はせず、一時的な使用にとどめましょう。
また、使用する場合、まずは医療機関を受診し、医師や薬剤師の指示のもと服用すると安心です。
また他の薬の副作用でむくみの症状を引き起こす場合があります。薬を飲んでからむくみが出やすくなった場合や飲んでいる薬に心当たりがある場合は医師に相談しましょう。
それではむくみに効くと言われるツボを紹介します。
すねの骨の外側で、ひざと足首の中間で外側の筋肉が1番盛り上がっているところにある豊隆。
とても効果的で、刺激すると余分な水分の排出をスムーズにしてくれます。
親指をツボに当てて、お肌に沈み込む込ませるような感じで、ゆっくりと垂直に押してみてくださいね。
夏バテでも紹介しましたが
ヒザから指4本分下、脛骨の後ろまたは、親指をすねに当てた時に小指が当たるところにある”足三里”
内臓の動きを活発にすることで、体の中に溜まった老廃物の排出を促し、溜まった疲れを和らげてくれます。
イタ気持ちいい程度に押してみましょう。
足の親指と人差し指の間をなぞっていった時に骨にあたって止まる場所にあるくぼみですにある太衝。
気血の巡りをスムーズにしてくれるため、むくみに効きます。押してみると鋭い痛みを感じる人もいるかもしれませんが、痛すぎない程度の力加減で、ゆっくりと垂直に押してみてください。
おわりに
足のむくみは放置しておくと、
足のだるさが継続したり、
さらにむくみやすくなるなど悪化することばかりです。
自分に合ったむくみ解消法で日々、むくみを軽減させましょう。
当院でもマッサージや鍼灸でツボにアプローチすることができるのでお気軽にご相談ください。
また、最初に言った通りまれに深刻な病気が原因で起こるむくみもあります。
おかしいなと思った時は速やかに医療機関を受診しましょう。
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