訪問マッサージと歩行改善(施術ブログ)

訪問マッサージを利用されるお客様は、パーキンソン、
脳梗塞後遺症、指定難病等のご病気や脊髄損傷後遺症等
の障害が理由で歩行困難の方も多く、ご家族や施設担当の
ケアマネジャー様からは、よく歩行訓練や歩行改善を行って
貰えるか?との問い合わせが入ります。

筋力が衰えてきたので、歩けなくならない様に外歩きをして
欲しい、ふらつきがあるので歩行中転倒しないように訓練して
欲しい、時にはマッサージしなくても良いので、歩かせて欲し
い等です。

分析

高齢者の歩行改善や動作改善は、その方の歩行や動作をしっかり
と分析する事から始まります。

歩けなくなってきた方には必ず原因があります。痛み、麻痺、
痙縮、拘縮、筋力低下、バランス低下等病状や障害によっても
様々です。

しかしながら、人の体は関節を筋肉で動かしているので常に
テコの原理が働いております。
どの様な病状であろうとも、原理は一緒です。関節や筋肉へ
負担をかけない様に歩く為には、いかに体幹軸からブレずに上手く
使うか?なのです。

軸からブレないという事は、ふらつきの改善にも繋がります。
そんな難しい事をご高齢の方が訓練で出来るものでしょうか?

基礎訓練

その為には、ベッド上でマッサージと合わせて歩行改善の自他
運動を行う事がとても重要です。これは基礎訓練と言ったところです。

体重が乗ると、コントロール出来ずに歩行が悪化する訳ですから、
まずは側臥位で骨盤回旋運動を行い体幹軸を作り、股関節の可動域
を改善していく事から始まります。

歩行訓練への移行

マッサージや鍼灸治療も行いながら、痛みや拘縮の緩和を図り、
運動を行う事で、股関節の可動にしっかりと伸展が出てきます。
伸展が出て初めて体重を乗せた立位訓練や歩行訓練に移行します。

立位訓練ではバランス力を身につける事も重要になってきます。

札幌市在住 84才 Cさんのケース

例えば、私が実際に担当している札幌在住 84歳 Cさんについてです。

Cさんは、脳梗塞の後遺症で右上肢下肢共に麻痺が残ってました。その為、
車椅子移乗を短下肢装具を付けて、半介助で行なっておりました。

娘様より、膝が浮腫んで痛く、足にも浮腫がある。歩行出来る様にもして
欲しいとのご要望がありました。

Cさんの股関節可動域を確認したところ、右股関節は全く伸展が出ており
ませんでした。

しかし、ベッド上にて股関節伸展に繋げる運動を1ヶ月半程行った結果、
しっかりと伸展があり、立つには十分な可動域を獲得する事が出来ました。

早速、補助具を付けずに立ち上がりを確認したところ、安定した立ち上がり、
荷重移動も上手に行う事が出来ました。

最近、数度の伸展が獲得出来てきているので、次の目標は歩行訓練をいれて、
いよいよ自立歩行ができるよう訓練していく予定です。

まとめ

現在行ってる歩行がなかなか改善されない方は是非、札幌の訪問マッサージ
リライフケア治療院の無料体験マッサージをお申込み頂けたらと思います。

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