糖尿病性神経障害と鍼治療について
こんにちは!
今日は、糖尿病性の神経障害について書かさせて頂いています。
糖尿病には、3大慢性合併症と言われる網膜症、腎症、神経障害があります。
今日はその中で糖尿病性神経障害について、お話ししたいと思います。
糖尿病性神経障害の主な症状は、下肢と上肢の痺れ、冷え、痛み、感覚麻痺、こむら返りなど色々な症状をあらわします。
最初は足先や足裏から始まり、次第に下肢全体に広がって、上肢にもあらわれます。
特に、足裏は砂利の上を歩いている様な、皮をかぶっている様ななど感覚の異常を訴えることがあります。(脊柱管狭窄症の馬尾徴候でも安静時痺れとしてあらわれる事があります)
症状は、左右対称で寝ている時や安静時にもあらわれます。(坐骨神経痛などは安静時に症状が楽になる事が多いです)
* 余談ですが、睡眠時に夜間痛がある場合、大きな病気が隠れている事があり、注意が必要です。(寝返りなどで痛むのは別です)
- 西洋医学の治療
治療としては、合併症を起こさない為に、また合併症がある方は、それ以上悪化しない様に血糖をコントロ
ールすることが大切です。 血糖をコントロールするには、食事と運動、そして薬の服用です。
もちろん、喫煙・飲酒も良くないです。
- 鍼灸治療
鍼治療は痛みの閾値の変化や末梢の血液循環の改善を目的におこないます。
患者さんの訴えている痛みや痺れの部位に該当する末梢の経穴に鍼をして、神経内の循環障害改善や神経機
能改善を目指します。
最後に糖尿病の慢性合併症はとても怖く、糖尿病性神経障害を長期に患った後、閉塞性動脈硬化などの末梢の血流障害を合併することがあり、これが潰瘍などの原因になり、下肢を切断することに なることもあります。
そうならない為にも、医師の指導のもと、血糖のコントロールをしっかりとし、神経障害の症状に合わせて薬を服用しながら、鍼灸治療も併用しつつ自己管理をしていくのが良いと思います。
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