訪問リハビリマッサージと脳血管障害後遺症
訪問マッサージの需要と高齢者の家族の役割
脳血管障害の後遺症で訪問マッサージをご依頼される方は、大変多くいらっしゃいます。
後期高齢者ですと、娘様等ご家族様がご本人に代わりお電話を下さる事も御座います。
ご家族からの依頼で、一番多いのは血流改善です。ご本人は、ご高齢で脳梗塞を患い、「一日をベッド上で過ごす事がほとんどで、筋肉や関節をマッサージや軽い運動で緩和して、血流を促して欲しい。」と、この様に言われます。実際、寝返り等の体位変換で介助が必要な方ですと、施設のスタッフやご家族が動かしてあげない限り、下になってる部分には体圧がかかります。
体位変換が必要な理由
長時間、体圧がかかりますと、尾てい骨や腸骨、肩甲骨等の骨ばった部分が、痛みや床擦れがおきてくる事もよくあります。寝たきりで身体が強張ってきたり、麻痺のある部分ですと、寝具に密着していない部分は、筋肉や関節を緊張させて保持しているので、より一層疲労感と痛みが強くなります。
マッサージの際は、床擦れ防止やADL向上の運動を兼ねて、積極的に体位変換をおこなっております。その様にマッサージのみならず、身体を積極的に動かしていく事は、大変重要な事です。
血液がしっかりと全身を巡る事で栄養や酸素を運び、麻痺側の手足にも回復させる力を付けていく事が可能となります。
ご自分で動かせないからこそ、人の手や器械を使ってでも身体は動かし続ける必要があると思います。
身体を動かし続けることの効果
積極的に全身を動かし続ける事で、記憶が蘇る方もいらっしゃいます。歩いた記憶、ピアノを弾いた記憶、泳いだ記憶、自転車を漕いだ記憶。脳神経からの回路は複雑で、普段と違う神経回路を使って同じ動作を行おうとしたら、沢山練習しないと上手く出来ません。しかし、マッサージや運動による刺激で、効率良く動かし方や感覚を思い出す方もいらっしゃいます。
介護保険でリハビリを受けてる方も、訪問マッサージは医療保険で受けられますので、是非お気軽にお電話を頂きたいと思います。担当のケアマネジャー様がいらっしゃる方は、介護サービスとの連携を図っていく事も可能ですので、是非その際はいつでもご相談頂きたいと思います。
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