運動療法で筋肉から出るホルモン　アップ！

筋肉から出るホルモンマイオカイン。

近年、筋肉からマイオカインという物質が分泌している事が分かってきました。

マイオカインは、分かっているもので数十種類ありその効果も色々です。

例を挙げると、アルツハイマーの予防、鬱の抑制、血圧の安定化、血糖値を下げる、

老化予防脂肪の分解、抗炎症作用、動脈硬化の予防、骨形成促進、免疫能改善、肝機能の亢進と改善、糖尿病の予防と改善、癌の発生リスクの低下。

など多くの事に影響を与えると言われています。　

マイオカインを分泌させるには、身体の中でも筋肉量が多い太もも、ふくらはぎの下半身の運動が奨められています。

ウォークキングやスクワットなど筋肉を動かす運動を定期的に行う事が有効です。

マイオカインは、筋肉量の維持や筋肉の再生にも影響があり、運動を続けてマイオカインの分泌を増やす事が大事になります。　

病気や怪我で入院をして 1週間ベッドで寝たきり状態になると、筋力が10〜15 ％低下し、高齢者では2週間で下肢の筋肉が2割程も萎縮すると言われています。

さらに、寝たきり状態が長期間になると廃用症候群になり回復する事が困難になります。

筋肉にはマイオカインの分泌以外にも、歩く、座る立ち上がるなどの動作や姿勢の保持、静脈の血液の循環、体温や身体の水分の保持、内蔵や骨の保護など、大切な役割を担ってます。

　鍼灸マッサージの施術でも、運動を取り入れて行う事があります。

運動には、色々な予防や改善の効果が期待出来るので少しずつでも運動を続けていきましょう。　　　　　　　　

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